ユンガー『ヘリオーポリス』

ユンガーの都市小説なんだがきわめて観念的な哲学論議が続くばかりで、地理的なイメージや暴動の具体的な風景も思い描きにくく……と思ったんだが、読んでいる途中で直訳チックな表現が頻出し、これはひょっとして訳がダメなせいもかなりあるのではないかと思い始める。でもこの本、英訳も手に入れにくいんだよなー。



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山形浩生の「経済のトリセツ」 by 山形浩生 Hiroo Yamagata is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 License.