快傑ハリマオ、第五部まで全部見終えた!

正月からずっと見続けていた、快傑ハリマオを、最後の第五部まですべて見終えた! 当時はよほど役者の数が不足していたのかな、前のほうのコパール長官が第五部では村のお医者さんだし、コパール長官の娘が第五部では女スパイだし、第一部で陳秀明の部下だったファランが第五部ではポール支店長だし、第一部の悪役が第三部では海賊で第五部ではおっちょこちょいの土民だし。一方でドン五郎の松も消えるし太郎君も役者が変わった上で消えたしマリアちゃんも役者変わって、最後まで残ったのはタドン小僧のみ。うーん。

タドン小僧はまっくろけー
くろくろくろくろまっくろだー

(とても今は放送できないよなー)

予算かけて気合い入れて作ってはいるが、まあいまはノスタルジーでしか見られません。いまはご都合主義がひどくて子供だましにもならない。他に娯楽がない状態で、小さなテレビで見ていたなら見られたかもしれないというところ。あとみんな、ライフル銃や突撃銃は、棍棒がわりに使うよりは撃ったほうがいいよー。第二部の、悪漢ラジャーは拳法使いのはずなのに、ちょっとひどすぎじゃね?

でも、時代背景もあっていい感じだし、古い香港やタイやアンコールワットの様子が見られたのはおもしろかった。しかしそれにしても、なんでこんなものを買おうと思ったんだっけ……




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