見田&大澤『二千年紀のなんとか』:読む気もないが、いまって三千年紀じゃなかったっけ?

 今日、送られてきた。ぼくはどっちの論者もダメダメダメのかんたんふだと思っているので、ページを開く気すらないが、アマゾンによれば

 二千年紀の最初の一〇年の経験は、現代の国際関係と科学技術と経済システムだけでなく、これらを通底する社会の原理と思想の前提とを問い返すことをとおして、新しく人間と社会の存在の<見晴らし>を切り開くという、射程の大きい共同の作業の開始をわれわれに要請している。

だそうな。

 でも……いまって三千年紀、ですよね?

  • 1-1000年:千年紀
  • 1001-2000年:二千年紀
  • 2001-3000年:三千年紀

 十年遅れてる本はよく見るが、千年遅れてる本はさすがに初めてですよ。さすがに中にはなんか言い訳が書いてあると信じたいところ。が、その程度の本なんだろうとも思うのでなおさら読まない。なにが「射程の大きい共同の作業の開始をわれわれに要請している」だ。だれもあんたにそんなこと頼んじゃいませんわい。筆名とはいえカスタネダ系のヨタをなんとかしなさい。話はそれからです。



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