2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧
Journalism 2014年1月号出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2014/01/10メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るもうすぐ消費税率引き上げなので、その前に昨年末に書いた原稿をアップしておく。朝日新聞の雑誌「Journalism」が、2014 年の経済…
皆殺し映画通信作者: 柳下毅一郎出版社/メーカー: カンゼン発売日: 2014/03/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (11件) を見る柳下の、ダメ日本映画紹介本。紹介されているクズ日本映画のどれも、明らかにくだらなそうだけれど、柳下の…
ナチスのキッチン作者: 藤原辰史出版社/メーカー: 水声社発売日: 2012/06メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (21件) を見る昨日の書評のあとで少し見ていたら、変なものに遭遇。ナチスのキッチンが、なぜかアメリカアマゾンにも出ているん…
ナチスのキッチン作者:藤原 辰史水声社Amazonナチスというのは、とってもおもしろい存在だ。ビジュアルなこだわり、異様な合理性の追及の一方で、変なオカルトへの耽溺、あれやこれや。いろんな細かい部分をこだわって考えたりしているので、建築でも経済で…
Space, the Final Frontier?作者: Giancarlo Genta,Michael Rycroft,Franco Malerba,Michael Foale出版社/メーカー: Cambridge University Press発売日: 2003/02/13メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (1件) を見る稲葉振一郎がシノドスに「『宇宙S…
Keynes's Way to Wealth: Timeless Investment Lessons from The Great Economist (English Edition)作者:Wasik, John F.発売日: 2013/11/29メディア: Kindle版 2013/11/19 山形浩生 Executive Summary 世界金融危機の後で再びいちやく注目を浴びているジョ…
エンゲルスからちょっと寄り道して、若き日のケインズ。ケインズがマネタリストでもっと明解な文章を書いた頃の代物の全訳。まだ「ケインズ経済学」にはなっていない。その一方で、ブレトン=ウッズ体制につながるアイデアの萌芽は出ている。貨幣数量説全面…
幸福の遺伝子作者: リチャードパワーズ,Richard Powers,木原善彦出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (15件) を見るパワーズ、『ガラテイア2.2』でもうかなり見放していたんだが、一冊で何がわかろうかいとも思うし…
マネーの支配者: 経済危機に立ち向かう中央銀行総裁たちの闘い作者: ニール・アーウィン,関美和出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2014/03/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見るこんな本が出ました。で、この本は頼まれて帯の推薦文を書いた…
ちょっと気が向いて、若き日のエンゲルスのルポを訳してみた。訳出したところは前置きで、おもしろいのはこの次の「大都市」の章。でもここまでの章も、エンゲルスが産業革命にすっごい興奮しているのがよくわかっておもしろいところ。エンゲルス自身が若書…
無意味な雑学。ガキの頃、たんぽぽの茎を折ると出てくる白い液体は毒で、飲むと死ぬと信じていたんだけれど、その後ブラッドベリの「たんぽぽのお酒」を読んで、なんとあれが飲めるのか、と驚愕したものです。で、今日くだらない雑誌を読んでいたら、あの白…
ひらめきはカオスから生まれる作者: オリ・ブラフマン,ジューダ・ポラック,入山章栄,金子一雄出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2014/02/15メディア: 単行本この商品を含むブログ (6件) を見る 乱雑なほうがインスピレーションやひらめきがうまれやすい、秩…
名探偵カッレくん (岩波少年文庫)作者: アストリッド・リンドグレーン,エーヴァ・ラウレル,Astrid Lindgren,尾崎義出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2005/02/16メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (31件) を見る全然関係ない………
ミシンと日本の近代―― 消費者の創出作者: アンドルー・ゴードン,大島かおり出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2013/07/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る昨日から引き続き、『ミシンと日本の近代』。今和次郎の考現学を通じた洋装の発…
ケインズが書いたトロツキーの本についての書評、ちょろっと訳してみた。すごく意外なことが書いてあるわけではないので、まあお笑いとして。 ケインズ「トロツキーのイギリス論について」(1926) しかし、チャーチルがそんなにトロツキーを意識していたとは…
ミシンと日本の近代―― 消費者の創出作者: アンドルー・ゴードン,大島かおり出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2013/07/24メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る読んでいる途中だが、抜群におもしれーわ、これ。ミシンの普及は掃除機や洗濯機…
大いなる探求(上) 経済学を創造した天才たち作者: シルヴィア・ナサー,徳川家広出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/06/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る大いなる探求(下) 人類は経済を制御できるか作者: シルヴィア・ナサー,徳川家広…
影響力の武器[第二版]―なぜ、人は動かされるのか作者: ロバート・B・チャルディーニ,社会行動研究会出版社/メーカー: 誠信書房発売日: 2007/09/14メディア: 単行本購入: 111人 クリック: 1,196回この商品を含むブログ (217件) を見る影響力の正体 説得のカラ…