ちゃちゃっとドイツ語版序文を訳してみたが(全訳pdf巻末の「おまけ」に入っている。また html版はこちら。)……
ケインズの悪意全開。ケインズらしい真綿にくるんだ回りくどい表現ながらここで言ってること:
- ドイツは過去一世紀、まともな経済理論が全然なかったバーカ。ヴィクセルが読めたのにねえ。
- ま、オレのツメの垢でも煎じて飲めばちょっとは理論めいたものができるかもよ。
- オメーら全体主義国家だけど、それでも役にたつんじゃね?
ワタクシがドイツ人なら焚書にするところ。さてフランス語版はどんな嫌みが(わくわく)
ちなみに日本語版序文は、ドイツ語版のただの使い回し。なめられてます。
追記:いやね、ぼくは別にケインズが当時のナチス全盛に向かいつつあったドイツを快く思っていなかったことに驚いているわけじゃなくて、それを自分の商品の序文に書いちゃうってところに驚いてるんだけど……
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