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自分の関心のある本を漁っているとときどき同じレビューアーが的確なことを言っていて感心することがあって、その一人がこの「アホか」なる人物。なんでこんなふざけた名前にしているのかわからないけれど、レビューはどれもまともというか、とっても勉強になる。なんか、実はそれなりに実績のある研究者みたいね。英語のレビューもあぶなげない。ホッフシュタッターの本のレビューのところに、バークの本のレビューとおぼしきものがあがっているのは、アマゾンのミスだと思う。が、どれも読んでいると自分も読みたくなる。突然ライプニッツに興味が芽生えるのをとりあえず押さえ込んだが、書評とはこうありたいもの。
いろいろ見ていると、「チャールズ・ダーウィンの生涯」で、これまたぼくの信頼するレビューアーであるいとみみず氏と重なっていて、両者のアプローチというか特徴の差がちょっと出ている。「アホか」氏は他のレビューでの索引へのこだわりでもわかるとおり、少しアカデミシャン的なお作法を重視する。いとみみず氏は、読み物重視といえばいいのかなー。いい意味で。
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