その他
最近、何度かアデランスのCMを見たのでふと思い出した話なんだけど…… その昔、小学校時代に、うちの学級でカツラが大ブームになったことがある。といっても、別に本物のカツラをみんながつけてきたとかいうことじゃなくて、その頃急に目につくようになった、…
昼休みに2ちゃんまとめサイト見てたら、こんな記事を見かけた。 web.archive.org なんかBBCってえらくきついこと言うんだねー、と思って、実際なんと言っているのか見てみようと思って、検索かけました。ここで言及されているのは、明らかに次の記事。 www.…
昨日ピケティをやっていて、何であれ年0.1パーセントの成長でも三世紀続くとものすごくでかくなる、という話が何十ページも続くので少し飽きたところで、TeXLive を2014 年版にアップデートしたりして寄り道をしていたが、突然 dvi ファイルが鬱陶しく思えて…
要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論作者: 山形浩生,J・M・ケインズ出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2011/11/16メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 272回この商品を含むブログ (11件) を見るビットコインがらみでお金に関する本をいくつか読んで…
まあ覚悟はしていたとはいえ、クソみたいな消費税引き上げが決まってしまったので、ウンコネタを。たまたま、家にたまった Science を読んでいたら、こんな記事が: The Promise of Poop (Science, 2013/8/30) 一部の感染症に他人のウンコを移植すると(つま…
昔、Voiceに、オリンピックに経済効果なんかないし、無理して誘致すべきでない、というコラムを書いた。 オリンピックには経済効果なんかありません。(2007/05) 2007年の話で、ここで話題にしているのは、2016年リオデジャネイロオリンピックが選ばれたとき…
ねじまき少女 上 (ハヤカワ文庫SF)作者: パオロ・バチガルピ,鈴木康士,田中一江,金子浩出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/05/20メディア: 文庫購入: 10人 クリック: 629回この商品を含むブログ (122件) を見るYesterday, I dug up my review about some…
昨日、突然よみがえってきた記憶なんだが、もう二十年近く前に留学でボストンにでかけたとき、到着して2週間目くらいで(ちょうど日本もアメリカも夏休みの7月)買い物にいったら、コプレープラザのホテルの窓から、アジア人の大学生くらいのカップルが出よ…
最近のアラブ系のニュースはあまりに陰惨で悲痛なものばかりなので、少し気晴らしにくだらないネタを: 罪なきビール:中東の醸造所 (Sin-Free Ale: Brewers in the Middle East The Economist 2013/8/3 号) 飲んべえ諸賢はノンアルコールビールに何の意味が…
フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)作者: デビッド・カークパトリック,小林弘人解説,滑川海彦,高橋信夫出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2011/01/13メディア: ペーパーバック購入: 33人 クリック: 2,842回…
[rakuten:rakutenkobo-ebooks:11462598:detail]なんか、センとドレーズのインドについての新刊が出て、その書評が The Economist に載ったのね。 Beyond Bootstrap(2013/6/29号) で、この中でバグワティが引き合いに出されていて、バグワティはインドが経済…
神は妄想である―宗教との決別作者: リチャード・ドーキンス,垂水雄二出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/05/25メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 257回この商品を含むブログ (178件) を見る世界各地のホテルに行くと、ベッドの脇のスタンド引き出し…
The Economist で見つけた記事。 イタリアファッション:縫い手がいない! (2013/6/22号) 全部訳すのはあまりに煩雑なんだけれど、つまるところ現在、イタリアの縫製業界が人手不足で困っているという話。イタリアのファッション業界がきわめて高い評価を得…
協力がつくる社会―ペンギンとリヴァイアサン作者: ヨハイ・ベンクラー,山形浩生出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2013/03/08メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (9件) を見る先日訳したベンクラー『協力がつくる社会』は、利己性…
横尾忠則全ポスター作者: 横尾忠則出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2010/07/30メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 16回この商品を含むブログ (10件) を見る任期の切れた朝日新聞の書評委員だけれど、役得といえば本がたくさんもらえて読めること…
Weight watchers (The Economist 2013/4/13号 p.69) 2002年にニューヨーク市長マイケル・ブルームバーグは「完全に好きにさせてもらえるなら、タバコ税を思いっきりあげて、そこからの税収がゼロになるくらいにするんですがね」と述べた。この戦闘的な市長は…
Abs-olutely fabulous (The Economist 2013/4/13号 p.76-77)女だって異性への期待は、男と同じくらい非現実的なのだ。男たちは昔から、女の求めているのはずばり何なのか悩んできた。中には「割れた腹筋」を約束するメンズ健康雑誌に導きを求める者たちもい…
昨日訳した早野龍五活動に関する記事の本国版に、コメントがついている。http://comments.sciencemag.org/content/10.1126/science.340.6133.678一つはぼくのもので、昨日の訳者コメントとほぼ同内容。でももう一つは、まあ例によって例のごとしの代物。Naoy…
デニス・ノーミル(Dennis Normile)原文:Insistence on Gathering Real Data Confirms Low Radiation Exposures (Science 10 May 2013: Vol. 340 no. 6133 pp. 678-679)(翻訳 山形浩生) 東京: 2011年3月、福島第 1 原子力発電所での惨事が展開する中で…
昨日、ボストンマラソン爆弾犯が Inspire 見てたかも、という記事を見てあれこれ憶測したけれど、今日その Inspire の当該記事をきちんと読みなおしてみて、いささか困惑。確かに圧力鍋への言及はあるけれど、正直いって大して詳しくないんだよね。問題の記…
ボストンマラソンテロ、自分の知っていてしょっちゅう歩いていた場所がテロに遭うと、さすがに心が揺さぶられるほどショック。その後続報で、どうも犯人はアルカイダのネット雑誌を参考に爆弾を作ったらしいとのこと。アルカイダのネット雑誌というと、これ…
比較制度分析に向けて作者: 青木昌彦,滝沢弘和,谷口和弘出版社/メーカー: NTT出版発売日: 2003/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 11回この商品を含むブログ (20件) を見る 1. はじめに 先日、安田洋祐フェイスブック投稿で、青木昌彦講演会があるとい…
CSSがまだよくわかっていないのでアレなんだが、現在、「経済思想の歴史」の訳で、オリジナルのかなりめちゃくちゃな html を、xhtml1.1 にきちんと対応しようとしてるんだが……やりたいことは簡単で、タイトル(h1) の部分をバナー状にして、そこに画像も表示…
コンピュータの古典文献シリーズ。名前は何度も聴いたことがあったが、実物を読んだことはなかったので、見つけたついでに訳してみました。ハイパーテキストの概念を最初期に提案した文章として有名。ものすごくアナログで古くさい部分(トランジスタもテー…
チューリングの大聖堂: コンピュータの創造とデジタル世界の到来作者: ジョージ・ダイソン,吉田三知世出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2013/02/22メディア: 単行本 クリック: 161回この商品を含むブログ (20件) を見るコンピュータの基礎を作った高等研究…
昔、New School of Social Study にあった「経済思想の歴史」オリジナルサイトが復活した。すばらしい!かなり充実したサイトで、経済学の名士録と各種経済思想/学派の紹介、加えて重要な思想の展開と、きわめてバランスの取れた記述。いまはウィキペディア…
数年前に、確かあれは何かアート系の宴会だったと思うんだが、顔を出したことがある。ぼくはあまり有名ではないし、あまり知った顔もいなかったんだけれど、まあ何人かとちょろちょろ立ち話をするうちに、ぼくより少し若そうな――そうだな、五つくらい若かっ…
デフレの経済学作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2001/12メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 131回この商品を含むブログ (22件) を見る はじめに 今日(というのは2/16)、「岩田規久男先生の学恩をなんとか」というシンポジウムに…
スマリヤンを見ていて、気がついた「あぎε-δ」なるレビューアー、特にゲーデル関連のレビューが実に詳しくてとっても勉強になります。あと、高木貞治『解析概論』のレビューは、身につまされるものがありますです。正直いって、工学部にはε-δもダランベール…
この本の名は?: 嘘つきと正直者をめぐる不思議な論理パズル作者: Raymond M. Smullyan,川辺治之出版社/メーカー: 日本評論社発売日: 2013/02/19メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 465回この商品を含むブログ (8件) を見るレイモンド『ハッカーになろう』…