Economist

経済学でも男女で意見の相違があります

『エコノミスト』で、経済学者でも男女で意見に差が見られるという研究を紹介し、こういう意見の相違が研究にも影響するかもね、という記事を載せたところ、経済学関係者の出入りするフォーラム、Economic Job Market Rumors で関連スレッドが、まさにここで…

The Economist に出た、最近のチョムスキー

え、チョムスキーってこんなことになってんの、というのが面白かったので、例によって勝手に翻訳して紹介。ぼくはおもしろいと思うんだけれど、昔朝日新聞にチョムスキー本の書評をのせたら、finalventがなにやら山形はまるっきりわかっていないと言いたげな…

モンテッソリ式経営:企業は幼稚園ではない

モンテッソリ式経営 (Shumpeter: Montessori Management The Economist 2013/9/7 p.58) 翻訳:山形浩生 『インターンシップ』は、役立たずの中年二人がグーグルのインターン社員として経験を積むという映画だが、ハリウッドの夏物コメディの低い基準から見て…

マカオのカジノは貧乏人で儲ける

もうずいぶん昔から、日本にカジノを作ろうとかいう話があちこちで取りざたされていて、オリンピックが決まったのを期に外国人から金をむしれるようにあれこれ、という話も最近はよく耳にする。で、The Economist にアジアのカジノに関する記事が出ていた。 …

新都市はつらいよ:世界の新都市の苦境

Starting from Scratch: Urban Dreamscapes (The Economist 2013/9/7 p.22) マスダールシティの建設計画が2006年に発表されたときには、SF古典『デューン:砂の惑星』から飛び出してきたように思えたものだ。アブダビの砂漠の中、世界最大の化石燃料備蓄の上…

中東のノンアルコールビール:アルコール 0.0%ではなく0.00%!!

最近のアラブ系のニュースはあまりに陰惨で悲痛なものばかりなので、少し気晴らしにくだらないネタを: 罪なきビール:中東の醸造所 (Sin-Free Ale: Brewers in the Middle East The Economist 2013/8/3 号) 飲んべえ諸賢はノンアルコールビールに何の意味が…

フェイスブックは人を不幸にする!

フェイスブック 若き天才の野望 (5億人をつなぐソーシャルネットワークはこう生まれた)作者: デビッド・カークパトリック,小林弘人解説,滑川海彦,高橋信夫出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2011/01/13メディア: ペーパーバック購入: 33人 クリック: 2,842回…

センとバグワティがけんかしとるでー。

[rakuten:rakutenkobo-ebooks:11462598:detail]なんか、センとドレーズのインドについての新刊が出て、その書評が The Economist に載ったのね。 Beyond Bootstrap(2013/6/29号) で、この中でバグワティが引き合いに出されていて、バグワティはインドが経済…

川上『圧縮された産業発展』:台湾のIT産業発展は、歴史の偶然をモノにする意志の産物だということがよくわかる。

圧縮された産業発展-台湾ノートパソコン企業の成長メカニズム-作者: 川上桃子出版社/メーカー: 名古屋大学出版会発売日: 2012/07/05メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見るアセモグル&ロビンソン『国家はなぜ衰退するか』は、下巻を読んでもあ…

公立公園の宿泊施設に聖書を置くのは政教分離違反?

神は妄想である―宗教との決別作者: リチャード・ドーキンス,垂水雄二出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/05/25メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 257回この商品を含むブログ (178件) を見る世界各地のホテルに行くと、ベッドの脇のスタンド引き出し…

イタリアファッション:縫い手がいない! あるいは機械との競争で勝つにはみんな大学に行かせろ、というのは本当なのか?

The Economist で見つけた記事。 イタリアファッション:縫い手がいない! (2013/6/22号) 全部訳すのはあまりに煩雑なんだけれど、つまるところ現在、イタリアの縫製業界が人手不足で困っているという話。イタリアのファッション業界がきわめて高い評価を得…

幸福の遺伝子、または喜びの伝達物質

The genetics of happiness, transporter of delight, The Economist, 2011/10/15 人の個性は白紙であり、経験だけででそれが決まるという発想は、二十世紀後半のほとんどの期間で主流となっていた。だが過去二十年ほどで、その発想は否定されつつある。一卵…