グチ

ストーレンハーグ『エレクトリック・ステイト』拙訳についての論難は不当だと思うのです。

Executive Summary シモン・ストーレンハーグ『エレクトリック・ステイト』の山形の翻訳について、アマゾンレビューで悪口が出ているけれど、山形自身は不当だと思う。その主張と山形の言い分は以下の通り。 話者が二人いるのを、一人だと誤解している! → …

岩田規久男副総裁は黒田の尻を蹴飛ばしてリフレを十倍増させるべきだったと思う。

本稿の主張は、表題通り。岩田規久男は副総裁として、リフレの理論にもっともっと忠実に動き、黒田総裁を蹴飛ばしても締め上げても何をしてもいいので金融緩和をますます激化させてほしかったし、それができなかったのは不甲斐ないということだ。リフレ派の…

久々の中華外れアイテム:キーボードが! それ以外はまったくOKなのに!

Cube thinker i7 ノートパソコン Intel Core m3-7Y30 メモリ8G+256G SSD Windows10 13.5インチ 3000 * 2000 FHD シルバー出版社/メーカー: Cubeメディア: Personal Computersこの商品を含むブログを見る 中華タブレットとかパソコンとか携帯電話とか、最近ま…

ミアシャイマー『なぜリーダーはウソを?』:うーん、あたりまえすぎて……

なぜリーダーはウソをつくのか - 国際政治で使われる5つの「戦略的なウソ」 (中公文庫)作者: ジョン・J.ミアシャイマー,奥山真司出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2017/12/22メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る うーん。なぜミアシャイマ…

エゴサーチ: 富岡日記とSF業界の後編

(承前)で、2014年5月に『富岡日記』関連の話題以外で、もう一つ山形が話題にのぼっている話が……大森望が日本 SF 作家協会に入れなかった話。その原因は、巽孝之と小谷真理が大森望にずっと私怨を抱いているから、ということなんだが、それをさらに悪化させ…

エゴサーチ:富岡日記とSF

富岡日記 (《大人の本棚》)作者:和田 英みすず書房Amazonツイッターで、2014年4月末にエゴサーチをしてみると、何やら突然二種類のネタでもりあがっていて、騒動好きのワタクシといたしましては嬉しい限り。一つ目のネタは、富岡製糸工場が世界遺産入りする…

『ティモシーなんとか』:既訳ひどすぎじゃね?

またまた翻訳のグチ。そろそろシリーズ第一作の改訳版が出るようで(ゲラも戻しました)、第二作目はまあそんなに改めるべきところはなく、さくっと流して訳し終えかけてるんだが、第三作目を見始めてぶち切れ。なんですの、既訳のあの機械翻訳さながらの金…

ディック『聖なる侵入』:旧訳、改めて原文と付き合わせるとかなりトホホだなあ。

聖なる侵入 (創元推理文庫)作者: フィリップ・K・ディック,大滝啓裕出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 1991/01メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 9回この商品を含むブログ (12件) を見る大滝訳って、ヴァリスでもそうだけど、普通の英語をまともに訳せて…