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『Journalism (ジャーナリズム)』2013年5月号:日本ジャーナリズムの経済報道に関する無能ぶりを恥じることなくむきだしにした、情けない(だが現状理解には有用な)一号。

…力はつくんじゃないか*1。とはいえ、日本の経済ジャーナリズムが、アベノミクスやリフレ政策についてどういう立ち位置なのかは、たいへんよくわかりました。すべてまったく読む価値のないジャンク、ということですね。そういう系統的な歪みがあることが明確になったことは、有意義といえなくもないのかもしれない。 山形浩生の「経済のトリセツ」 by 山形浩生 Hiroo Yamagata is licensed under a Creative Commons 表示 - 継承 3.0 非移植 L…

『中央公論』2013年5月号:まったく無内容なリフレ批判のオンパレード

中央公論 2013年 05月号 [雑誌]出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2013/04/10メディア: 雑誌この商品を含むブログ (1件) を見る中央公論という雑誌は、もうここ数年、ほとんど見る影もない状態になっている。昔、コラムや書評を一瞬だけ担当させてもらっていたせいか、いまでもずっと送られてくる。でも、本当に特集も無内容で定見もない。2010年に、茂木健一郎と池田大作との往復書簡をのせて、大作マンセーをやらかしていたのはひたすら情けないばかり。その前も後も、特…

ボストンマラソンのテロ:Inspired by Inspire?

ボストンマラソンテロ、自分の知っていてしょっちゅう歩いていた場所がテロに遭うと、さすがに心が揺さぶられるほどショック。その後続報で、どうも犯人はアルカイダのネット雑誌を参考に爆弾を作ったらしいとのこと。アルカイダのネット雑誌というと、これね。Inspire. これについては、以前に書いたのでご参考まで。ちなみにそこで: これを読まなくてはならないようなレベルの人は、失敗して怪我する可能性のほうが高いのでやめるように。 と書いたけれど、犯人らしきやつが火だるまで病院に運ばれたら…

青木昌彦講演会で考えたことなど

…共産主義革命や鄧小平*1の開放政策はトップダウンで実行された変化であって、外生的なものであり、経済条件への対応として成立した制度変化とはいえないんじゃないか、というものだった。 青木の答は、いや共産主義革命も鄧小平も、経済環境の要請を受けたものだ、というもの。上の年表で見ても、土地が分散し、散在しかけていたのを、共産中国が中央集権にしたのだし、その体制がたちゆかなくなってきたからこそ、鄧小平は開放政策を進めた。よって、これは経済的な条件変化がもたらした制度の進化/変化なのであ…

CSSのうまいまとめ方

…dth:70%; /* necessary for ie win */ background-position: 75% center; background-repeat: no-repeat; background-size: contain; background-image: url("./essays/margrev/image/margrevcont.jpg"); }.keynes_topbanner {margin-left:auto; margin-right…

グリック『インフォメーション』:意味を求める人間と、自走する情報のちょっと悲しい別れ

インフォメーション―情報技術の人類史作者: ジェイムズグリック,James Gleick,楡井浩一出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 13回この商品を含むブログ (24件) を見る 人は常に情報に支配されてきた。遺伝子に刻まれた情報がぼくたちのあり方を規定し、情報の扱いが生存を決め、文明の興亡をもたらす。だからこそ情報の蓄積、形式化、伝達は急激に発展し続け、情報の量も増大を続ける。そしてエントロピーという概念を通じて情…

鈴木『なめらかな社会とその敵』ヒース『ルールに従う』:社会の背後にある細かい仕組みへの無配慮/配慮について、あるいはツイッターでなめ敵とかいって喜んでる連中はしょせんファシズム翼賛予備軍でしかないこと

…で無視してかまわない*1)。それにより、ぼくたちはなめらかな社会を実現できる。個人同士の壁はとけ、企業、コミュニティ、地方政府と国、果ては世界、いや人間と動植物の垣根さえ溶融した、諸星大二郎の『生物都市』さながらの世界。夢のようだ。新しい世界が来る、ユートピアが……諸星大二郎自選短編集 彼方より (集英社文庫(コミック版))作者:諸星 大二郎発売日: 2004/11/18メディア: 文庫 なめらかな社会は閉鎖的農村社会への退行 ……と言われて鵜呑みにできないのがこの土人の悲し…

鈴木『なめらかな社会とその敵』&ヒース『ルールに従う』:社会の背後にある細かい仕組みや前提を明らかにする野心的な試み…… but you ain't see nuthin' yet.

なめらかな社会とその敵作者: 鈴木健出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2013/01/28メディア: 単行本購入: 8人 クリック: 299回この商品を含むブログ (47件) を見るルールに従う―社会科学の規範理論序説 (叢書《制度を考える》)作者: ジョセフ・ヒース,瀧澤弘和出版社/メーカー: エヌティティ出版発売日: 2013/02/08メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 430回この商品を含むブログ (14件) を見る『なめらかな社会とその敵』の想定読者は三…

カヴァン『アサイラム・ピース』:感傷的ながらドライさをもたらす、囚人と看守の共犯関係とその諦念。

アサイラム・ピース作者: アンナ・カヴァン,山田和子出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2013/01/22メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 410回この商品を含むブログ (30件) を見るアンナ・カヴァンの作品は、しばしばカフカ的だと評される。抽象的で正体不明な人々。何を裁いているかもわからない裁判。何かはわからないが強大な権力を持ち、自分を抑圧する組織。何のために収容されているのかもわからない収容施設。その中で主人公「私」はなすすべもなく翻弄され…… その不…

祝:「経済思想の歴史」オリジナルサイト復活!

昔、New School of Social Study にあった「経済思想の歴史」オリジナルサイトが復活した。すばらしい!かなり充実したサイトで、経済学の名士録と各種経済思想/学派の紹介、加えて重要な思想の展開と、きわめてバランスの取れた記述。いまはウィキペディアがあるので昔ほどのありがたみはないけれど、経済学に特化したものという点ではいまだに価値があると思う。おもしろかったし勉強になったので、勝手に翻訳していたんだが……http://cruel.org/econthoug…

数年前のできごとなど。

数年前に、確かあれは何かアート系の宴会だったと思うんだが、顔を出したことがある。ぼくはあまり有名ではないし、あまり知った顔もいなかったんだけれど、まあ何人かとちょろちょろ立ち話をするうちに、ぼくより少し若そうな――そうだな、五つくらい若かったのかな――人物とちょっと話をはじめて、しばらくとりとめもない会話をしたあとで、当然ながら名刺交換とは相成った。相手は、どっかの大学の英米文学の講師かなんかで、だったらぼくのことも聞いたことくらいはあるだろう、とこちらの名刺を出したところ……

吉川『デフレーション』:混乱した本だし、10年以上前の小野山形論争蒸し返し。

デフレーション: “日本の慢性病”の全貌を解明する作者:吉川 洋日経BPマーケティング(日本経済新聞出版Amazon朝日新聞書評委員が任期終了、最後っ屁でいまぼくがやるとしたらリフレ政策翼賛をやらずにどうするってことで、吉川洋『デフレ』なんてどうかな、と思ったんだが……なんだ、これってデフレはけしからんからさっさと何とかせい、インフレデフレは金融的な現象だっってケインズもフリードマンも言ってるし、日銀さん、あんたの出番だよ、という本かと思って読み始めたら、全然ちがうのね。 本…

ミッチェル『クラウド・アトラス』:中編六本たばねたら長編になると思ってまちがえた失敗作。

クラウド・アトラス 上作者:デイヴィッド・ミッチェル河出書房新社Amazonエドガー・アラン・ポーだかコルタサルだかの短編小説作法というのがあって、それはつまり、ポイントは一つ、ということ。ある主題やある場面、それだけがあって、それをいかにもり立てるか、というのを念頭に話を構築していかなくてはならない。長編というのはまた別で、アルフレッド・ベスターが言っているように、長編にするにはテーマを三つくらい用意して、次善のものからはじめ、三つ目をからめながら、最大のテーマにそれを発展…

岩田規久男の業績おさらい会での妄想など。

デフレの経済学作者: 岩田規久男出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2001/12メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 131回この商品を含むブログ (22件) を見る はじめに 今日(というのは2/16)、「岩田規久男先生の学恩をなんとか」というシンポジウムに呼ばれたので、ちょっと行ってきた。ぼくは岩田規久男に直接教わったことはないけれど、もちろん彼の研究業績にはたくさん世話になっているし、また来客リストを見ると日本リフレ派オールスターみたいな感じで野次馬根性…

ドレズナー『ゾンビ襲来』:ゾンビ相手の外交理論、人間にも通用するか?

ゾンビ襲来: 国際政治理論で、その日に備える作者: ダニエルドレズナー,谷口功一,山田高敬出版社/メーカー: 白水社発売日: 2012/10/24メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 455回この商品を含むブログ (24件) を見る従来の人間ゾンビ関係は、殺るか殺られる(食われる)かの単調な理解を超えるものではなかった。本書は既存ゾンビ資料の徹底的な分析からくる深い知見をもとに、深みのある人間ゾンビ関係理解に先鞭をつけた快著だ。リアリズム、リベラリズム、…

笠井『国家民営化論』:リバータリアニズム的な社会論だけど、不徹底すぎ。市場ってものをかんちがいしてる。

…ルコキャピタリストだ*1。さて著者は、そういう自由意志に基づくいろんな支援制度を、国家にかわる新しい仕組みのさきがけとして実践してるのかな? ぼくは知らない。終章は、物書きがネットで文を直販する仕組みが今後できるという話だ。著者はそれをやってるのかな? やっていてくれればいいと思うけどね。でもいまの彼の著作(って『テロルの現象学』補論だけだけど)を見ても、そんな気配はないし、アナルコキャピタリストの立場を貫徹するだけの気概もなさそうだ。 稲葉大人のコメントに対して、ぼくは 題…

笠井『新版テロルの現象学』:左翼運動を清算するといいつつ未練を残し、アニメに逃げた本。

…だと思ってるらしいね*1。でもすでにエジプトあたりでは共同観念の逆襲がはじまってるようだし、ほんとその民衆だっていつまでも蜂起してるわけにはいかないだろうに。蜂起してないときはみんな何すんだよ。それなしに、蜂起の夢ばかり語るって意味ないじゃん。だが、この本の醍醐味は確かにこの補論にあるのかもしれない。それも、この補論のいちばん最後のところ。この長ったらしく、こむずかしくて、人類すべてにまつわる難問(アポリア)の核心をえぐり左翼哲学総生産のなんたらかんたらでという大風呂敷を広げ…

2012年の3冊

田中浩也『FabLife』 ソローキン『青い脂』 初沢亜利『True Feeling』 FabLife ―デジタルファブリケーションから生まれる「つくりかたの未来」 (Make: Japan Books)作者: 田中浩也出版社/メーカー: オライリージャパン発売日: 2012/06/09メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 5人 クリック: 314回この商品を含むブログ (18件) を見る青い脂作者: ウラジーミル・ソローキン,望月哲男,松下隆志出版社/メーカー: 河出書…

笠井『新版テロルの現象学』:本論はどうなったんでしょうか。

…なくなってしまった。*1 今にして思うと、結局この集合観念がよくて共同観念がダメ、各種の革命思想や運動が、集合観念から共同観念に転落していくのがよくないのだ、という本書の主張はつまり、いつも宴会してハイになってたい、そのために日々仕事をしたり家の掃除をしたりとか普通に社会や生活を維持することなんかしたくない(少なくともサヨク革命思想にはそれはできない)、要するに就職なんかしたくねー、気楽な学生のままでいてー、と言ってるに等しい話でしょ。甘い妄想だよね。いま就職難の学生ならせせ…

三浦『シビリアンの戦争』:シビリアンコントロールは本当に有効か?

シビリアンの戦争――デモクラシーが攻撃的になるとき作者: 三浦瑠麗出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2012/10/19メディア: 単行本購入: 13人 クリック: 615回この商品を含むブログ (14件) を見る本書は、ぼくたちの多くが慣れ親しんでいる軍や戦争に関する基本的な考え方に大きな疑問をつきつける本だ。従来の発想では、軍人は戦争大好きだとされる。だから平和を愛する文民が彼らの活動を常に監視し、抑えなくてはならない。これが文民統制(シビリアンコントロール)の発想だ…

関『東日本大震災と地域産業復興』: 震災復興の歩みから日本産業の将来像を見通す

東日本大震災と地域産業復興 II: 2011.10.1~2012.8.31 立ち上がる「まち」の現場から作者:関 満博発売日: 2012/10/15メディア: 単行本東北震災以来、もう二年近く。ニュースだけ見ていると、国としての初動の遅れ、空疎な文明論を並べて増税の口実にされただけの復興会議、さらに最近判明した復興予算の流用など、特に国レベルの対応のまずさばかりが伝わってくる。また一部では原発事故への過度の不安から、瓦礫受け入れなど復興への協力すら拒否しようとする人々までいる…

三沢他編『電波・電影・電視』:意外と不十分なテレビ中心のアジアメディア史。

電波・電影・電視―現代東アジアの連鎖するメディア作者: 三澤真美恵,佐藤卓己,川島真出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2012/10メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 195回この商品を含むブログ (2件) を見るテレビ、ラジオ、映画、レコードなどのメディアは、技術、政治プロパガンダ、商業など多様な思惑を受けて発展してきた。本書はその 20 世紀東アジア各国での動向をまとめた興味深い論文集だ。 独自規格を狙う 1950 年代 NHK の楽しいプロパガンダや「教育」テ…

浜野『なんとかはキリストを超えた』:あきれた。

前田敦子はキリストを超えた: 〈宗教〉としてのAKB48 (ちくま新書)作者:濱野 智史出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/12/07メディア: 新書ごみくず。この本の理屈なら、長島茂雄が自分のアレで「巨人軍は永遠に不滅です」と言ったことをもとに、長島茂雄はキリストを超えたという説だって書ける。主張はすべて、かろうじて必要条件はあっても、十分条件皆無なので、信者以外には一言一句たりとも説得力ないよ。アキバ48を押し立てれば尖閣問題も竹島問題も解決だとさ。やれやれ。…

田崎『やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識』

やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識作者: 田崎晴明出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2012/09/27メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 22人 クリック: 703回この商品を含むブログ (28件) を見る昨年の東電福島原発事故による放射線の影響で、このぼくを含め日本住民のほぼ全員が、恐怖と不安の中で、この一年半を送ってきた。目に見えず、馴染みもない放射線を不安がるのは当然のことだ。だがお手軽な対応を求めて怪しげな情報に踊らされ、ためにする極…

松橋『モダン東京の歴史社会学』:うーん、いろいろやったのはわかるが、それで?

モダン東京の歴史社会学―「丸の内」をめぐる想像力と社会空間の変容作者: 松橋達矢出版社/メーカー: ミネルヴァ書房発売日: 2012/10メディア: 単行本 クリック: 69回この商品を含むブログ (2件) を見る東京都心、丸の内あたりについての歴史社会学的な研究。ぼくは都市計画屋くずれだし、学生時代に藤森照信の研究が出て東京ブームであれこれいろんな研究が出たのを見てきたので、興味ある分野ではある。というわけで、ふんふんと言いつつ読んだんだが……最後まできて、「へ? これで終…

Neuwirth Stealth of Nations: 事例はおもしろいが、政策提言は……

Stealth of Nations: The Global Rise of the Informal Economy作者: Robert Neuwirth出版社/メーカー: Pantheon発売日: 2011/10/18メディア: ハードカバー クリック: 27回この商品を含むブログを見るしばらく前に(2011年12月)依頼された査読書。事例はおもしろいんだが、非合法経済を経済にとりこめと政府に言っても、政府も困るよな。どっかに治外法権を作ってそこでは何でもありにするとか……

いま訳してる本ときたら……

社会においては協力が大事で、協力と信頼をもとにした社会システムの構築が重要という、それ自体はとってもよい主張の本なんだが…… これを言うために、「これまでは、人間は利己的で私利私欲でしか動かないという人間不信に基づく発想が各種の社会システムの基盤になっていた! でもいまやこの発想は、生物学でも行動経済学でも完全に否定された!」と言い始めるんだよ。見た瞬間にすげー悪い予感がするんだが……と思ったら案の定。これまでの生物学は、ドーキンスなどの、人は基本的に利己的だという主張が幅を…

アルカイダ『Inspire』2011年秋号:ムスリムなら迷わず無差別テロを! 妥協は棄教なり! 前号から少し高度に.

Inspire. Fall 2011出版社/メーカー: Al Qaeda 発売日: 2012/05? メディア: オンライン雑誌 この商品を含むブログ (0件) を見る アルカイダのリクルート雑誌とされるもの。前号からかなり間が空いて出てきた。今回の特集は、ダール・アル=ハルプ(戦争の家、すなわちイスラムの教えに帰順していない世界)に対する攻撃特集、つまりは無差別テロ。全体に、雑誌としての質が突然向上している。前回までは、かなりお手軽なパンフの組み合わせという感じが免れず、雑…

アルカイダ『Inspire』2012年冬号:さあこれを読んで今日から君も聖戦士! 前号よりレベル落ちてる。

Inspire. Winter 2012出版社/メーカー: Al Qaeda 発売日: 2012/05 メディア: オンライン雑誌 この商品を含むブログ (0件) を見る アルカイダのリクルート雑誌とされる、オンライン英語雑誌「Inspire」。最新号の2012年秋号がこの5月に出ていました。そろそろ次のが出るかな?この雑誌が本当にアルカイダによるものなのかについては、まだ議論があるようだけれど、いたずらにしては長く続きすぎているし、内容も作られ方もまあそれっぽい。内容は、毎…

お願い? およびSNS革命など雑感

…を抱いているからだ。*1ちなみに特に地震周辺で(いやそれ以前から)、「RT希望」とか「拡散希望」とかいう代物は、ほぼ例外なくデマか流言飛語の類だった。だからぼくのまわりでは、そういうのがついているだけで、そのツイートは怪しげで通常は有害無益だから無視するというのが知恵だ。それでもいまだにこの手の人々の周辺では、そういう共有知は発達していないらしい。なぜだろう。彼らの周辺でだけ、なぜかそうしたデマが流通しなかったということなのか、あるいはこの人々がデマに騙され続けていてそれに気…